(最終回)科学ファンタジーの名作『風の谷のナウシカ』は、現代に数々の問いを投げかけます。人間とは。自然とは。これからの私たちは、どう生きれば良いか。コロナ禍で立ち止まり、社会をリセットせざるを得なかった2020年を振り返りながら、じっくりお読みください。
(全3回)中編では、まず『風の谷のナウシカ』の創作論が展開します。はたして、宮崎 駿監督は作中のどの人物に自身を重ねているのでしょう? また、物語が進むにつれ、中心人物として描く層が変化していった理由とは?
(全3回)長年にわたり、その想像力が読み継がれてきた名作『風の谷のナウシカ』を題材として、コロナ禍が訪れる前に収録した座談会。その対話には、今日の状況から未来を見通すための視座が示されていました。
1970年代から80年代にかけて数々の作品がアニメ化され、一大ブームを巻き起こした漫画家、松本零士。氏を突き動かしてきたのは、宇宙へのまなざしとサイエンスへの想いでした。令和の時代に作品世界が新しい世代にも親しまれ、今なお多くのファンを持つレジェンドへのインタビューを、自然と科学を愛する皆さんにお届けします。
【科学のフォークロア④】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、先端科学や自然現象を読み解く連載。今回は「獣害」。なかでもクマの被害は人の命にかかわる重大なものです。お互いのあいだの「境界」を理解するためにはどうしたらよいのか。過去の書物、人の行い、テクノロジーの可能性などから読み解きます。
秋も深まり、街路樹や公園の木々が色づいてきました。なぜ、秋になると葉が色づくのでしょうか? 赤や黄色などさまざまな色になるのは、なぜなのでしょうか? お散歩や通勤時に木々を眺めるのが、ちょっと楽しくなる情報をお届けします。
【後編】ANREALAGE代表、ファッションデザイナーの森永邦彦さんを迎えて、ALEの岡島礼奈さんとこれからの洋服づくりを通じて未来を考えます。
【前編】ALEの岡島礼奈さんの対談連載、第4回ゲストはファッションデザイナーの森永邦彦さん。自身が代表を務める「ANREALAGE」のアトリエにお邪魔しました。
10月28日は上野動物園の提唱する「パンダの日」。これは1972年10月28日に日本で最初のジャイアントパンダ「ランラン」と「カンカン」が来園したことから制定されたものです。今日はジャイアントパンダの秘密に迫ってみましょう。
【10月・神無月】1年間にわたって、鎌倉の自然と原風景をご紹介してきた本連載も、今月で最終回。鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。秋には湿地にかわいいお花畑が広がる、人々の想いが守った鎌倉広町緑地をご紹介しましょう。
ひんやりと空気が澄んだ秋から初冬にかけては、自然の中をそぞろ歩きをしたくなる季節。静かな川べりなどを歩いていると、色も模様もさまざまな、ころころ転がる小石の存在が目にとまります。
いよいよスポーツの秋です。そこで、動物たちの運動・身体能力についてみてみましょう。今回はそれぞれ得意なことを伸ばし、生活をしている哺乳類たちが備えている驚きの能力についてご紹介します。
日本科学未来館はスローガン「risk ≠ 0(リスクはゼロではない、だから)」を掲げて2020年6月、政府の緊急事態宣言解除後に再開館しました。新型コロナウイルスの影響下、どのような思いで開館にいたったのでしょうか。そして、感染症に対する「科学的な態度」とは。
SDGsの目標2「飢餓をゼロに」で掲げられている “シードバンク” の役割として今、注目されているのが「伝統野菜」の生産です。この伝統野菜とは、いったいどういうものなのでしょうか? 江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹道茂さんに詳しく伺いました。
【9月・長月】たわわに稲が実り、実りの季節を迎える田んぼや里山は、日本人の原風景とも言える昔懐かしい景色に出会えるところ。そんな風景が、鎌倉にも残っているのをご存知ですか? 鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
雷予報が多く出る季節です。危険な行動と安全な行動にはどんな違いがあるのでしょうか? また、雷が鳴り出したときに、安全な場所はどこなのでしょう。災害を引き起こすばかりとは言えない、雷が果たしている植物の生育のためにもたらす役割についても解説します。
【科学のフォークロア③】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、民俗学の視点から先端科学や自然現象を読み解く連載。第3回は朝顔の「品種改良」について。朝顔は、実は秋の季語。過去を振り返ると、苦境の時代と呼応するように朝顔のブームが到来しています。このことは、今を生きるヒントになるかもしれません。
残暑の厳しい季節、まだまだカブトムシやクワガタも元気に活動しています。カブトムシとクワガタが戦うと、勝つのはどっちか? 昆虫に興味のある人なら一度は浮かんだことのあるこの疑問。実際のところはどちらが強いのでしょうか? NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの昆虫』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
ライター、バリスタとして活躍をしている、久保田和子さんによる連載エッセイ。第7回のテーマはフードロス。SDGsにも掲げられ、以前から取り組まれていましたが、コロナ禍にあって特殊な事情も生まれたようです。
七夕伝説で有名な天の川。しかし、7月7日は梅雨の季節で天気に恵まれず、天の川を見ることは簡単ではありません。その理由は、私たちの用いている「暦」が明治時代に変わったためです。そもそも、天の川とは何なのでしょう。なぜあのようなモヤモヤしたものが空に見えているのでしょうか。
【8月・葉月】残暑も厳しく広い海を眺めたくなる季節。夏の江の島の自然をめぐる、空想旅行へ。鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんのご案内です。
科学史、サイエンスコミュニケーション、進化生物学を専門にする渡辺政隆先生が、生きものが生きるうえでの「知恵」と、それにまつわる「科学」の道すじを考察します。
日本に生息していた二ホンカワウソに近い種類であるユーラシアカワウソを展示する「アクアマリンふくしま」。今年の5月に赤ちゃんが生まれたばかりの同館を訪問。生息環境を再現した展示スペースでは、本来の行動を引き出すことに成功していました。
水族館で人気者のクラゲ。しかし、海で泳いでいて刺された経験のある方もいるのではないでしょうか。考えてみれば、クラゲはとても不思議な生きものです。魚ではないし、そもそもいったい何者なのでしょう? 毒のことも、そのライフサイクルも、知っているようで意外と知らないことがいっぱいです。
夏の夕立時。まぶしい稲光とともに、ものすごい音を立てて、空から大きな氷の粒が降ってくることがあります。気温の高い季節に、どうして冷たい氷が地表をおおう現象が起きるのでしょうか?
奄美大島の沖合の海底に、直径2 mほどの “ミステリーサークル” が出現することが以前からダイバーたちに知られていました。2011年の発見によって「アマミホシゾラフグ」によるものだということが判明します。このユニークなフグの生態に迫ります。
セミの幼虫は地中で7年過ごし、成虫として生きられるのは1週間……などという話はよく聞かれますが、それは本当のことでしょうか? そして地面の下では幼虫はどのように過ごしているのでしょうか。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの昆虫』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
【7月・文月】海水浴場もお休みの今年は、海辺の空想旅行へ。相模湾の豊かな自然に想いを馳せます。鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんのご案内です。
飛べない鳥、といったらどんな鳥を思い浮かべるでしょう。ペンギンやダチョウでしょうか。実は、日本にも飛べない鳥が暮らしているのを知っていますか。その名はヤンバルクイナ。沖縄県北部に広がる、やんばる(山原)の森だけに生きる固有種です。日本で唯一の不思議な飛べない鳥、ヤンバルクイナを紹介します。
寒い地域に暮らす動物の可愛いイラストなどでは、セットで描かれることが多いシロクマとペンギン。実際に彼らは一緒の場所に住んでいるのでしょうか? 動物園や水族館では忘れてしまいがちな、動物の住む地域について考えてみましょう。
七夕の飾りと言えばササ飾り。ですが、街中にはタケで作った飾りがあることも。とても似ていますが、そもそもササとタケ、いったい何が違うのでしょうか?
憂鬱(ゆううつ)に感じることもある夏の雨。でも、雨の名前をつぶやくと、雨の見え方が変わるかもしれません。雨が多い日本には、情緒的で細やかな表現の雨の呼び名がたくさんあるのです。
【6月・水無月】梅雨時のみずみずしい緑に包まれ、ケイワタバコの花が咲く湖畔を、空想旅行。鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
梅雨の時期に生き生きとしだすコケ。タンポポのような草花や、サクラ、マツなどの樹木とはちょっと様子が違うようです。コケは植物なのでしょうか? どんな暮らしをしているのでしょうか? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
キリンに生えている角の数、実は2本ではありません。また長い首に隠された秘密とは? 日本におけるキリン研究の第一人者である郡司芽久さん(筑波大学システム情報系研究員)に伺いました
【後編】佐宗邦威さんと高梨直紘さんを迎え、ALEの岡島礼奈さんが天文学の存在意義を考えた前編に引き続き、人間の知的探究心について哲学的に考えます。
【前編】共創型戦略デザインファーム代表の佐宗邦威さん、東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任准教授の高梨直紘さんを迎え、ALEの岡島礼奈さんと未来の青写真を語り合います。
6月となり、今年も鮎が旬を迎える季節が巡ってきました。清流の女王とも呼ばれる鮎は、夏の風物詩の一つではないでしょうか。古くは『古事記』などにも登場し、日本とのつながりが大変深い魚でもあります。長い歴史を共に歩み、今なお人々を惹きつける魅力にあふれた鮎のことをご紹介します。
夏の気配が見えはじめ気温が上がってくると、身近な水辺は昆虫たちで賑やかになってきます。今回はその中でも観察しやすいアメンボの秘密を、NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA せかいの昆虫』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
「森で過ごす」というと体に良いイメージはあるものの、登山やハイキングなどはハードルが高いかもしれません。「森林浴」ならば、ハードなアクティビティーは不要です。自然や郊外に注目が集まる今、専門家に話を伺いました。
緊急事態宣言が全国で解除された日本。一足早くロックダウンを解除したフランスからのレポートでは、識者による「30分一本勝負」というユニークなオンライン討論会を伝えてもらいます。
庭先からちょっとした植え込み、山の中まで、さまざまな場所で見かけるタンポポ。花も愛らしいですが、綿毛になった姿もキュートでメルヘンを感じますよね。さて、この綿毛、どこまで飛んでいくのでしょうか? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
地球上にいると考えられている生物は、およそ3,000万種。しかし今、1日に100種の生物が絶滅しているとも言われています。その1つの場となっているのが「水田」。私たちの食生活にも身近な水田を例に、人と自然と、そして生きものたちのことを考えてみる機会になればと思います。
【5月・皐月】草木の芽吹きがまぶしい5月。新緑の鎌倉で見られる花や生きものたちを自宅で楽しめるよう、鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんによるバーチャルツアー(空想旅行)でご案内します。
外出自粛で窮屈な毎日を過ごすなか、読書と犬に楽しみを見出す東北大学の渡辺政隆先生が綴る徒然記。自身の愛犬からダーウィンの犬エピソード、犬マンガから古代ギリシャの叙事詩、さらには遺伝子解析から進化論まで。
少しずつ暖かくなり、ツバメの姿を見かけるようになってきました。ツバメはいわゆる「渡り鳥」です。春になると日本にやってきて子育てをし、秋になると日本を離れます。ツバメは古くから人々の生活と深い関わりをもって生きてきました。身近な存在でありながら、知っているようで知らないことも多いツバメ。そんなツバメのこと、ちょっとご紹介します。
イラストレーターの佐藤香苗さんによるアクティビティブック。データをご自身の端末にダウンロードできます。プリントしてからぜひご利用ください。
街路樹や公園の木々のいろいろな花が咲くシーズン。「花」といっても、その形や色は様々です。花びらのない花もあるって本当? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
パンは人類とともに長い歴史を歩んできました。パンには、酵母という微生物の「発酵」というはたらきが欠かせません。しかし、人類は最初から今のようなふかふかのパンを食べていたわけでもないし、酵母の存在を知っていたわけでもありませんでした。今回は、パンと酵母が歩んできた長い歴史を少しだけご紹介します。
身近な公園や家のまわりでも、アリの行列を見かけることがあります。いったいどこからやってきたのか、と思ったことはないでしょうか? その秘密には、アリの2つの能力が関わっているようです。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの昆虫』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
生命の起源と進化を研究テーマに、さまざまな角度からウイルス研究に取り組む東海大学の中川 草先生にお話を聞きました。ウイルスは多くの動物にとって病原性がある一方、他の生物に感染して増殖するサイクルを回す “生命体” ととらえると、また違う世界が見えてきます。
暖かくなり、各地の動物園や牧場から動物の赤ちゃん誕生のニュースが届き始めました。小さく、かわいらしい赤ちゃんたちは写真を見るだけで和みますね。ところで一番早くおとなになる動物は何でしょう? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA せかいの動物』(アマナイメージズ)から再構成してお届けします。
10代に競泳選手として世界を転戦したあと、現在はライター、バリスタとして活躍をしている、久保田和子さんによる連載エッセイです。第5回は特別編。勤務するカフェも営業自粛中、家での時間をどのように過ごすのでしょう。コーヒーの淹れ方のコツとともにお楽しみください。
NATURE & SCIENCE のサイト内に、編集部のメンバーたちが手がけた本を紹介するコーナーができました。あなた気になる本は、このなかにありましたか?
新型コロナウイルスで世界中が混乱するいま、あらためて動物に由来する感染症が注目されています。動物の病気にはどういったものがあり、人はどのように付き合ってきたのでしょうか? NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの動物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
SDGsについてより多くの人に知ってもらうため、社会課題を描いた短編動画の作品を一般募集し、表彰する取り組みがあります。第2回を迎えた「SDGsクリエイティブアワード」に向け、アマナで開催された映像ストーリーワークショップの模様と同アワードの受賞作品を紹介します。
うららかな春。冷たい雪もゆるみ、山々が白い衣を脱ぎはじめるころ、山肌に残った雪がさまざまな模様をつくり出します。
ひとつの大きなかたまりに見えるカマキリの卵からは、春になるとたくさんの幼虫が生まれてきます。今回はその不思議に迫ってみましょう。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの昆虫』(アマナイメージズ)からの掲載記事から再構成してお届けします。
【4月・卯月】鎌倉がサクラの花で包まれる4月初め。夫婦池公園ではヤマザクラが。4月末ごろにはツツジ咲く仏行寺に向かう、のどかな里の道がおすすめです。鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
春は植物がたねから目覚め始める季節です。最初に出てくる葉を「双葉」ということがありますが、どのたねからも2枚の葉が出てくるわけではないのです。NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
丸々とした体型や愛くるしい表情で人気のアシカやアザラシの仲間。彼らの違いがわかると、水族館や動物園での観察ももっと楽しくなるはずです。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの動物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
東日本大震災後、全国で編み物ボランティアが立ち上がったのは象徴的な現象でした。編み物は、編む人、受け取る人の心を癒やしますが、人だけでなく傷ついた野鳥も救います。このお話は、編み物をめぐる温かな物語であり、豊かな編み物趣味へのお誘いです。
花屋に並ぶ色とりどりの切り花。どうしたら切り花を美しいまま、長く楽しむことができるのでしょうか? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
10代を競泳選手として過ごし、現在はライターとバリスタとして活躍する久保田和子さんの連載エッセイ。第4回のテーマは、「エネルギー」と「水」の問題。「宇宙空間でコーヒーを淹れたい」という夢を真剣に考えた結果として、突き当たった壁とその解決策とは。
【新連載】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、民俗学の視点から先端科学や自然現象を読み解く新連載。民俗学というと「古いもの」というイメージ。でも、古いものは古いままではなく、かたちを変えながら現代へと続いているのです。そんな、現代のさまざまな中に息づく「今のカタチ」の民俗学を見つけ、考察していきます。
【3月・弥生】春の鎌倉の海を歩いてみませんか。江ノ電の途中下車を楽しみながら、シラスやワカメなどの海の幸、サクラガイや浜辺のお花などにも目を向ける、のんびり浜辺散策コースを鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
シカの角は、1年ごとに新しく生え変わるのをご存知でしたか。せっかく立派に成長した角なのに、毎年なぜ更新する必要があるのでしょうか? NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの動物』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
【最終回】コーヒーとチョコレートの製造過程で、その後の風味や香りの決定に重要な役割を果たすのが、微生物がコーヒー豆やカカオ豆を発酵させるプロセスです。コーヒーマイスターの中川亮太さんが、チョコレート技師・珈琲焙煎師の蕪木祐介さんと語らった発酵の可能性。意外なアイデアも飛び出して必読です。
【後編】2021年2月18日、火星のジェゼロ・クレーターへ着陸が予定されるNASAの「マーズ2020ローバー」の開発に携わる小野雅裕さん。ALE代表の岡島礼奈さんとの対談です。
【前編】NASA JPLで火星探査ローバーの開発に携わる小野雅裕さんと、ALE代表 岡島礼奈さんの対談。各分野の識者をゲストに迎えて、未来の青写真を描く連載の第2回です。
【2月・如月】冷たい空気の中にも、凛と咲くウメに春の兆しを感じる2月のさんぽ道。鎌倉駅を起点とし、寿福寺や英勝寺、鶴岡八幡宮、宝戒寺などをめぐる、歩きやすいコースです。鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
コンパニオンバードとして人気のコザクラインコやボタンインコ。「ラブバード」と総称されるこのロマンチックな鳥たちの名前のヒミツと、世界の愛鳥家事情に迫ります。
スマートフォンのカメラで読み取れば、ウェブサイトのアドレスの読み出しや支払の決済などが簡単にできるQRコード。そのすごさは、地域、業種、用途の違いを問わず、たった一つの技術コンセプトを変えず広く使われている点です。生活や仕事を支えるこの技術がどのように生まれ、広がったのか。
寒い冬は、朝起きるのも、休日の外出もおっくうになりがち。でも、ちょっと早起きしたり、いつもより遠出をしたりすると、冬にしか見られないきれいで不思議な自然現象に出あえるかもしれません。
世界有数の巨大都市、東京。その水を守る東京都の取り組みの1つに「多摩川水源森林隊」と呼ばれる活動がある。管理の遅れた民有林を再生させていく取り組みだが、なんと一般の人が森林ボランティアとなって、管理作業をしているという。活動の現場を訪ねた。
10代を競泳選手として過ごし、現在はライターとバリスタとして活躍する久保田和子さんの連載エッセイ。第3回のテーマは、コーヒーと「健康」。人生100年時代と言われるようになった今、どんな状態が本当に「健康である」と言えるのでしょうか。
2015年に国連で採択された、SDGs(持続的な開発目標)。そのゴール14「海の豊かさを守ろう」では、目標の一つに水産資源の持続的な利用を掲げています。魚をはじめとした水産資源の減少は、世界的に大きな課題です。フランスで日本の伝統技術「活け締め」を広め、魚の付加価値向上に取り組む鮮魚店のオーナー、エルワン・ランシューさんにお話を伺いました。
夏はすっきりしていた動物も冬になると、モフモフ・モコモコ。毛や羽、脂肪が増えた動物、体が真っ白になる動物が見られるのは冬だけ。春は待ち遠しいですが、冬だけの動物園の楽しみ方があるんですよ。
【1月・睦月】きりりとした空気の1月。新春の風情を味わいに、鎌倉さんぽへ出かけませんか? お正月の賑わいが少し引いたころ、ウメや冬ぼたんをたずねる静かな散策コースを、鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
食研究家の水野仁輔さんが、自然・科学の各分野で「好き」を追い続ける人々を訪ねるインタビュー連載。第4回ゲストは、土の研究者・藤井一至さん。スコップを手に “100億人を養える土壌” を求めて世界を飛び回る研究者との対談です。
【最終回】フォトグラファーの上田優紀さんによる山行記。まるで命を燃料にして歩みを進めるような苦しさと引き換えに、標高8,000mを超える世界に広がる神秘的な光景を上田さんは目にします。
これまでは近縁の植物同士でないと不可能とされてきた「接木」。名古屋大学発のベンチャー、グランドグリーンが異科間植物で接木を可能にする新技術の実用化に乗り出しています。その詳細と農業の未来について伺いました。
【全5回】フォトグラファーの上田優紀さんによる山行記。第4回では、再びベースキャンプからキャンプ2へ。いよいよ、マナスルのサミット(山頂)に挑むスケジュールが決まります。
10代を競泳選手として過ごし、現在はライターとバリスタとして活躍する久保田和子さんの連載エッセイ。第2回のテーマは、コーヒーの「酸味」です。カウンターで交わされる、 “酸っぱさ” をめぐる会話とともにお届けします。
【全5回】フォトグラファーの上田優紀さんによる山行記。第3回はキャンプ1からキャンプ3まで登り、再びベースキャンプへ戻る高度順応の道のり。クレバスを渡る様子や眠れぬ長い夜に、ヒマラヤの怖さが伝わってきます。
【全5回】フォトグラファーの上田優紀さんによる山行記。第2回では、ベースキャンプからキャンプ1へ。折からの悪天候が長引く可能性を考えて、上田さんはある決断をします。
ネスレ日本がオープンした「睡眠カフェ」では来店客にまずコーヒーを提供し、睡眠をとらせる。なぜ「眠る前にコーヒー」なのか? コーヒーと睡眠の知られざる関係に迫った。
【12月・師走】鎌倉宮から瑞泉寺へ。路地を抜けて鎌倉の奥座敷を歩いてみませんか? 心にしみるような静かで情緒あふれる紅葉や、しみじみと味わい深く色づく谷戸の草木に出会うのもいいものです。鎌倉フラワー&ネイチャーガイド、村田江里子さんがご案内します。
【短期連載】ヒマラヤの高峰をフィールドに活動する、フォトグラファーの上田優紀さんによる山行記(全5回)。第1回は、カトマンズからベースキャンプまでの道のりです。高度とともに刻々と変わる風景をファインダーが捉えます。
都立多摩図書館の企画展示「サイエンス・ブック・ラボ」(2019年9月11日から12月4日まで開催)では、文系や理系といった枠を越えて、自由に科学の世界に触れる喜びに満ちていました。内容の一部をご紹介します。
1872年創刊という、長い歴史を持つサイエンス誌が米国にはある。『ポピュラー・サイエンス』、略して『PopSci(ポップサイ)』と呼ばれる雑誌だ。2016年に編集長に就任したジョー・ブラウン氏に、現在のPopSciの立ち位置を聞いた。
【新連載:11月・霜月】深まる秋、リンドウやホトトギスの花、色づき始めた紅葉を訪ねて鎌倉を歩いてみませんか? 北鎌倉から社寺をめぐり、亀谷坂切通を経て鎌倉へ向かうコースをご案内します。お寺さまですので、まずお賽銭をあげてお参りをしましょう。
秋といえばキノコの季節。そしてキノコのなかでも、毎年世間を賑わせている毒キノコの面々。「うっかり手を出さないように気をつけましょう!」の意味も込めて、個性的な毒キノコたちをご紹介します。
【新連載】10代を競泳選手として過ごし、現在はライターとバリスタ、そしてインスタグラマーとしても活躍する久保田和子さん。バリスタの目線から、徒然なるままに日々の出来事や世の中について綴ります。
1,000点以上におよぶ「窓からの風景」を4Kの高精細動画で再生。今いる部屋を瞬時にカタルーニャやニュージーランド変える、窓型スマートディスプレイが私たちのライフスタイルを変えていくかもしれない。
東京・天王洲で開催している「スター・ウォーズ アイデンティティーズ:ザ・エキシビジョン」の会場を、空想科学研究所 主任研究員の柳田理科雄さんと巡り、科学の視点から夢の世界を楽しむ方法を伝授してもらいます!
【第4回】『ざんねんないきもの事典』『わけあって絶滅しました。』の執筆で知られる図鑑制作者、丸山貴史さんの連載。イスラエルでハイラックスに噛まれた傷が癒えると、アフリカへと移動します。
ケータイが圏外の山中でも自分の位置がわかる山用地図アプリ「YAMAP」。140万DLと国内シェアNo.1を誇り、最近は「登山ほけん」「みまもり機能」などサービスを広げる同アプリの“設計思想”とは? 創業者の春山慶彦氏に聞いた。
ジュエリーブランド「HASUNA」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅の途上でよぎった想いを写真とともに綴る連載。金の採掘現場を訪ねるために南米を旅する新章がスタートします。
自然や科学を題材にした、こんな映画を楽しんではいかがでしょうか。推薦の6作品をご紹介します。Blu-ray(ブルーレイ)やDVDの高画質な映像や、気軽に楽しめる動画配信サービスの便利さ。映画館で過ごすのも格別な時間ですが、自宅でもますます映画を楽しめる時代になりました。
持続可能な開発目標、SDGs。そのゴール12「つくる責任つかう責任」には、こんなターゲットがあります。「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる」。この目標を達成するために必要な考え方を、「サルベージ・パーティ®」や「フードロスの学校」といった活動を手がける平井 巧さんに、東京農業大学で伺いました。
養老孟司さんを企画監修に迎え、21_21 DESIGN SIGHT(東京・六本木)で開催中の「虫展 −デザインのお手本−」。同展のディレクションを手がけるデザイナーの佐藤 卓さんは、どうして「虫」に注目したのでしょうか。そこには、私たちと自然の距離についての持論や、デザイナーという職能が科学に対してできることの考えがありました。
人類が火の利用を始めたころからの付き合いとも言われる、炭。水や空気をきれいにするなどの効果は広く知られていますが、科学的な文脈で語られることは多くありませんでした。そんな炭に注目し、住宅の“調湿”を目的とした木炭「炭八」を開発したのが、出雲カーボン株式会社の石飛裕司代表。炭の持つ力と開発秘話を伺いました。
シマエナガという野鳥が大人気です。写真集にカレンダーにSNSにと、あちこちから引っ張りだこ。シマエナガって、いったいどんな鳥なのでしょうか?
日本を代表する名だたる橋を手がけてきた、橋梁メーカーのエム・エム ブリッジ。近年、橋をつくるこの会社の技術が、ユニークなサンゴ増殖の研究につながって注目を集めています。橋をつくる会社が、どのようにしてサンゴを救う技術を生み出したのでしょうか。
2019年9月14日から11月10日にかけて、長野県の御代田町をメイン会場に「浅間国際フォトフェスティバル 2019」が開催中です。出展作品を制作する、現地小学生たちの姿をフォトレポート。光と化学が生み出す芸術表現である「写真」の原点を、一人のフォトグラファーが考えました。
オオカミは、北半球の森林や草原に広く分布するネコ目イヌ科の動物です。1組の夫婦とその子どもたちで群れをつくり、非常に広い縄張りを持つ彼らに「一匹狼」と称されるような、孤独でクールな一面はあるのでしょうか?
アスパラガスの生産者は、農作業全体の約6割の時間を収穫に奪われます。この手間をゼロにするinahoの自動野菜収穫ロボットとは? 「人の代わりにロボットが収穫を担うことで、農業の課題を解決できる」と菱木 豊さんは語ります。
2019年で創刊50周年を迎えた、福音館書店の月刊科学絵本シリーズ「かがくのとも」。5〜6歳児を主な対象に「科学の純粋な楽しさ」を伝えてきた歩みを、編集長の川鍋雅則さんにうかがいます。同誌初となる科学展「あけてみよう かがくのとびら」展(2019年9月8日まで開催)にもお邪魔しました。
植物の多くは、明るい昼間に花を咲かせます。でも、中には真っ暗な夜間に花を咲かせる植物もいます。その理由は何でしょう? NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
【第3回】『ざんねんないきもの事典』『わけあって絶滅しました。』の執筆で知られる図鑑制作者、丸山貴史さんの連載。ハイラックスを探す旅の途上、さまさまな動物に出会います。
ジュエリーブランド「HASUNA」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅を綴ります。パキスタン編の最終回。あらためて「人が宝石を身につけることの意味」を、大きな自然と悠久の時に触れて考えました。
【第2回】『ざんねんないきもの事典』『わけあって絶滅しました。』の執筆で知られる図鑑制作者、丸山貴史さんの連載。ネゲブ砂漠のダチョウ牧場で働きながらハイラックスを探していた頃のエピソードです。
そのゆっくりとした動きや、のんびりとした表情からその呼び名がついた「ナマケモノ」。では彼らは本当に怠け者なのでしょうか?NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの動物』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
食研究家の水野仁輔さんが、自然・科学の各分野で「好き」を追い続ける人々を訪ねるインタビュー連載。第3回のゲストは沼口麻子さん。他に類を見ない “シャークジャーナリスト” という職種から、水野さんはどんなことを考えたのでしょうか。
森の中に入ると、独特な木の香りを感じます。同時になんともいえない清々しさやリラックス感を感じるものです。でも、それはなぜでしょうか? NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
生物や環境、自然科学の分野にまつわる企画や編集を得意としているのが、私たちアマナ NATURE & SCIENCE Div.です。最近手がけた仕事から、とっておきの話題を紹介。今回の話題は「昆虫」。私たちが編集を担当した本もご紹介します。
【新連載】生きものや科学の図鑑のつくり手はどんな人? 『ざんねんないきもの事典』『わけあって絶滅しました。』の執筆で知られる丸山貴史さんが、図鑑制作者の生態を綴ります。まずは、かつて働いていたイスラエルのダチョウ牧場の場面から。
以前にご紹介したモフモフな野生ネコ、マヌルネコ。那須どうぶつ王国にいるマヌルネコのペアに、かわいい赤ちゃんが生まれました。
東京・井の頭公園で2014年から始まった「かいぼり」は、池の水をいったん全部抜いて生態系を回復させる取り組み。一時は絶滅が危惧されていた水草が蘇り、池の景観が大きく変わったことで話題になりました。いったい、どのようにおこなわれているのでしょうか。
2015年、国連本部で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。地球環境や人類社会が迎える危機から脱するため、産業や社会のあり方を変えようという内容のさわりを、わかりやすくビジュアルの力でSDGsの啓蒙に取り組む水野雅弘さんに聞きました。
和歌や俳句などには、星や月を題材にしたものがたくさんあります。そこで今回は星月に想いをはせた美しい詩歌をいくつかご紹介します。昔の人々にとって、夜空に浮かぶ美しい光は、今よりももっと神秘的なものだったのではないでしょうか。
チョウの幼虫は食べる植物が決まっています。例えばナミアゲハは、カラタチやサンショウなどミカン科の植物を食べますが他の植物は食べません。親である成虫のチョウは、どうやってその植物を見分けて卵を産み付けるのでしょうか。
ジュエリーブランド「HASUNA」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅を綴ります。研磨工場をあとにして、鉱山へ。身近なジュエリーは、どんな環境から産出されているのでしょうか。
つい2年前、日本近海で発見された新種のタツノオトシゴ。写真家の尾﨑たまきさんに、「姫竜(ヒメタツ)」の魅力をうかがいました。
【後編】ALE代表の岡島礼奈さんによる、ソニーCSLで協生農法を研究する舩橋真俊さんへのインタビュー。テーマは引き続き火星への移住、思考実験としての惑星改造(テラフォーミング)です。壊れゆく地球を救うための農業が、惑星移住にどう役立つのでしょうか。
【前編】「人工流れ星」プロジェクトの実現を目指すALE代表の岡島礼奈さんが、各分野の識者に尋ねて未来の青写真を描くシリーズ。第1回はソニーコンピュータサイエンス研究所で協生農法を研究する舩橋真俊さんのもとへ。
地球という惑星の生命システムを読み解けば、地球規模の問題を解決する糸口が見つかると言う稲垣史生さん。人類未到のマントルへの掘削調査や、そこから得られる知見を地球外の天体の研究に生かす構想などを後編インタビューで伺いました。
中川亮太さんと蕪木祐介さんによるカフェトーク、第4回。発酵プロセスを工夫した"ハニーコーヒー"とは、いったいどのように生まれるのでしょうか?
近年、地球深部で「生命体の森」と呼べるほど、おびただしい数の微生物の存在が明らかになりました。数々の掘削調査プロジェクトを主導したJAMSTEC(海洋研究開発機構)の稲垣史生さんに伺います。
ジュエリーブランド「HASUNA」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅の途上でよぎった想い。今回はパキスタン辺境の村にある研磨工場での出会いを振り返ります。
ネコといえば、スマートでしなやかなイメージ。そのイメージを覆す、モフモフ、まるまる、ムッチリの、じつに個性的な野生ネコがいます。その名は、マヌルネコ。インパクト大な姿や表情で、人気がモフモフ上昇中です。
中川亮太さんと蕪木祐介さんによるカフェトーク、第3回。いよいよ実際にカカオを発酵させる場面に迫ります。
中川亮太さんと蕪木祐介さんによるカフェトーク、第2回。そもそもコーヒー豆やカカオ豆のどの部分を発酵させるのか、という話題です。
藍染めの魅力と発酵の基本をうかがう最終回。藍から生まれる多様な色や文化、世界の染め事情など、藍染めと発酵から生まれる可能性をお聞きしました。
藍染めと発酵についてうかがう全3回の中編。藍染め作業を目の当たりにすると、途中経過の色の変わりようや、美しい所作の手さばきから目が離せませんでした。
風味や香りの決定に重要な役割を果たすのが、コーヒー豆やカカオ豆を発酵させるプロセス。コーヒーとチョコレートにまつわるカフェトークをお楽しみください(全5回)
藍染めでは、藍の葉を発酵させ、さらに瓶で発酵させることで、深い青が生まれます。農学と工学を研究した学術博士でもある山崎氏に、藍染めの魅力と発酵の基本をうかがいました。
数十機の超小型衛星で世界のすべてを毎日撮影する、新時代のインフラ構築に乗り出したアクセルスペースに、日本発の「衛星コンステレーション」の実現で世界はどう変わるのかを伺いました。
創業から120年以上を誇る東洋インキグループで、インキの基本原理から環境対応技術を活かした最新の展開までを伺いました。
ジュエリーブランド「HASUNA(ハスナ)」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅の途上でよぎった想いを綴ります。いよいよ"桃源郷"と謳われるフンザ渓谷へ足を踏み入れます。
篠原ともえさんが国立天文台の小久保英一郎教授を訪問。最終回では、宇宙と海を結ぶ意外な関係性、そして創造性をめぐる二人の考えが明らかに。
篠原ともえさんが国立天文台の小久保英一郎教授を訪問。「宇宙の広さに限りはあるの?」という疑問への答えとは。天の川銀河紀行も映像で楽しめる、全6回の第5回です。
そもそも惑星がどう誕生するのでしょう。篠原ともえさんが国立天文台の小久保英一郎教授から最新シミュレーション映像を見せていただきました。全6回の第4回です。
篠原ともえさんが国立天文台の小久保英一郎教授を訪問。二人が一番好きだという土星と、その他に環のある天体の話題へ。全6回の第3回です。
篠原ともえさんが国立天文台を訪問。第2回は、2018年夏に地球へ大接近した火星の話題から。惑星の成り立ちを研究する小久保英一郎教授との対話を全6回でお届けします。
篠原ともえさんが惑星の成り立ちを研究する小久保英一郎教授を訪問。全6回で「星を楽しむ」をテーマに交わされた対話をお届けします。
食研究家の水野仁輔さんが、自然・科学の各分野で「好き」を追い続ける人々を訪ね、一つ一つの知恵を調合。「カレーって、何だろう?」という長年の疑問の答えを探すインタビュー連載です。第1回のゲストは西畠清順さん。植物によって世界を変えてきたプラントハンターという職種から、水野さんが得た気づきとは?
長きにわたり広告・ファッション写真の第一線で活躍するフォトグラファー、半田 也寸志。近年は世界各地の野生動物と自然環境に関心を寄せている。アフリカ、北極、南極、日本。レンズを通して半田がその目で見てきたものとは何か。
ジュエリーブランド「HASUNA(ハスナ)」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅の途上でよぎった想いを綴ります。前回に引き続きフンザ渓谷への道のりから。そこで出会った人々の面影を振り返ります。
じつは日本には十五夜以外にも「十三夜(じゅうさんや」と呼ぶお月見があります。
イラン出身のアメリカ人起業家として成功を収めたアニューシャ・アンサリさんは、2006年に民間人女性として初めて宇宙を旅したことで知られます。一方で自身の名を冠した宇宙開発への賞金レース「アンサリXプライズ」を皮切りに、数々の宇宙ビジネスを支える役割を果たしています。火星移住計画への意見、新たなテクノロジーと向き合う姿勢など、彼女が夢見る「私たちと宇宙の関係」についてロングインタビューに成功しました。
大気汚染の解決策で注目を集めたオランダのダーン・ローズガールデは今、宇宙空間を漂うおびただしい数の人工廃棄物に関心を向けている。研究者ではない畑違いのクリエイターがESA(欧州宇宙機関)やNASA(アメリカ航空宇宙局)とも連携してどんなアプローチを構想しているのか。専門分野の外から宇宙へ向ける彼のまなざしを知るために独自インタビューを行った。
前編では、光学ガラス・メーカー「オハラ」の南川弘行さんに、温度変化によって伸縮しない特殊なガラス「クリアセラム-Z」の開発の経緯と、南川さんの関わりや苦労について話を伺った。 引き続き、後編では南川さんにそもそもゼロ膨張ガラスとはどうやって造るものなのか、そのガラスがTMTに採用されることになった経緯、そのために必要となった大型化への挑戦、そしてガラスの魅力とおもしろさ、宇宙への想いについて伺う。
かつては自然科学者の道を志したこともあるという、ジュエリーブランド「HASUNA(ハスナ)」代表の白木夏子さん。鉱物や宝石をめぐる旅の途上でよぎった想いを綴ります。まずは、クォーツ(石英)を求めてパキスタン・フンザ渓谷を目指した道のりから。
2027年以降の完成を予定する、超大型の光学赤外線望遠鏡「TMT」。観測が始まれば、ノーベル賞級の発見がもたらされると期待されている。その巨大な主鏡に使われるのは、温度変化によって伸縮しない特殊なガラス。開発したのは、日本を代表する光学ガラス・メーカーの「オハラ」。いったい、どんな技術で理想のガラスが実現したのか。開発を手がけた同社の南川 弘行さんに話を伺った。
「夏の音」といえば、どんな音をイメージしますか? 波の音。雷や夕立ちの音。高原で聞こえるカッコウの声。花火の音。夏ならではの音がいろいろありますが、主役はなんといってもセミです。真夏の蝉時雨が、夏らしさを演出します。
虫が鳴く理由、それは「なわばりの宣言」「メスを誘う」「オス同士のけんか」など。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの昆虫』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
今年度から長野県の御代田(みよた)町で始まった「浅間国際フォトフェスティバル」では数々のイベントが開催されている。8月中旬、自然写真家・環境カウンセラーの牛山 俊男さんを講師に迎え、天体写真のスライドドショーのほか、星空の見方と撮り方を教えるワークショップが開かれた。講師の牛山さん自身によるフォトレポートをお届けします。