今年度から長野県の御代田(みよた)町で始まった「浅間国際フォトフェスティバル」では数々のイベントが開催されている。8月中旬、自然写真家・環境カウンセラーの牛山 俊男さんを講師に迎え、天体写真のスライドドショーのほか、星空の見方と撮り方を教えるワークショップが開かれた。講師の牛山さん自身によるフォトレポートをお届けします。
虫が鳴く理由、それは「なわばりの宣言」「メスを誘う」「オス同士のけんか」など。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの昆虫』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
「夏の音」といえば、どんな音をイメージしますか? 波の音。雷や夕立ちの音。高原で聞こえるカッコウの声。花火の音。夏ならではの音がいろいろありますが、主役はなんといってもセミです。真夏の蝉時雨が、夏らしさを演出します。
イラン出身のアメリカ人起業家として成功を収めたアニューシャ・アンサリさんは、2006年に民間人女性として初めて宇宙を旅したことで知られます。一方で自身の名を冠した宇宙開発への賞金レース「アンサリXプライズ」を皮切りに、数々の宇宙ビジネスを支える役割を果たしています。火星移住計画への意見、新たなテクノロジーと向き合う姿勢など、彼女が夢見る「私たちと宇宙の関係」についてロングインタビューに成功しました。
長きにわたり広告・ファッション写真の第一線で活躍するフォトグラファー、半田 也寸志。近年は世界各地の野生動物と自然環境に関心を寄せている。アフリカ、北極、南極、日本。レンズを通して半田がその目で見てきたものとは何か。
ネコといえば、スマートでしなやかなイメージ。そのイメージを覆す、モフモフ、まるまる、ムッチリの、じつに個性的な野生ネコがいます。その名は、マヌルネコ。インパクト大な姿や表情で、人気がモフモフ上昇中です。
地球という惑星の生命システムを読み解けば、地球規模の問題を解決する糸口が見つかると言う稲垣史生さん。人類未到のマントルへの掘削調査や、そこから得られる知見を地球外の天体の研究に生かす構想などを後編インタビューで伺いました。
つい2年前、日本近海で発見された新種のタツノオトシゴ。写真家の尾﨑たまきさんに、「姫竜(ヒメタツ)」の魅力をうかがいました。
チョウの幼虫は食べる植物が決まっています。例えばナミアゲハは、カラタチやサンショウなどミカン科の植物を食べますが他の植物は食べません。親である成虫のチョウは、どうやってその植物を見分けて卵を産み付けるのでしょうか。
和歌や俳句などには、星や月を題材にしたものがたくさんあります。そこで今回は星月に想いをはせた美しい詩歌をいくつかご紹介します。昔の人々にとって、夜空に浮かぶ美しい光は、今よりももっと神秘的なものだったのではないでしょうか。
東京・井の頭公園で2014年から始まった「かいぼり」は、池の水をいったん全部抜いて生態系を回復させる取り組み。一時は絶滅が危惧されていた水草が蘇り、池の景観が大きく変わったことで話題になりました。いったい、どのようにおこなわれているのでしょうか。
世相をいち早く反映するデザイントレンド。時によって、半歩先の未来のライフスタイルをも描き出す。「光」を生み出す透明素材の造形について、社会動向や時代の空気に敏感なデザイナーたちが集結するミラノサローネ国際家具見本市で追った。
以前にご紹介したモフモフな野生ネコ、マヌルネコ。那須どうぶつ王国にいるマヌルネコのペアに、かわいい赤ちゃんが生まれました。
生物や環境、自然科学の分野にまつわる企画や編集を得意としているのが、私たちアマナ NATURE & SCIENCE Div.です。最近手がけた仕事から、とっておきの話題を紹介。今回の話題は「昆虫」。私たちが編集を担当した本もご紹介します。
森の中に入ると、独特な木の香りを感じます。同時になんともいえない清々しさやリラックス感を感じるものです。でも、それはなぜでしょうか? NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
そのゆっくりとした動きや、のんびりとした表情からその呼び名がついた「ナマケモノ」。では彼らは本当に怠け者なのでしょうか?NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの動物』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
植物の多くは、明るい昼間に花を咲かせます。でも、中には真っ暗な夜間に花を咲かせる植物もいます。その理由は何でしょう? NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
2019年で創刊50周年を迎えた、福音館書店の月刊科学絵本シリーズ「かがくのとも」。5〜6歳児を主な対象に「科学の純粋な楽しさ」を伝えてきた歩みを、編集長の川鍋雅則さんにうかがいます。同誌初となる科学展「あけてみよう かがくのとびら」展(2019年9月8日まで開催)にもお邪魔しました。
2019年9月14日から11月10日にかけて、長野県の御代田町をメイン会場に「浅間国際フォトフェスティバル 2019」が開催中です。出展作品を制作する、現地小学生たちの姿をフォトレポート。光と化学が生み出す芸術表現である「写真」の原点を、一人のフォトグラファーが考えました。
シマエナガという野鳥が大人気です。写真集にカレンダーにSNSにと、あちこちから引っ張りだこ。シマエナガって、いったいどんな鳥なのでしょうか?
養老孟司さんを企画監修に迎え、21_21 DESIGN SIGHT(東京・六本木)で開催中の「虫展 −デザインのお手本−」。同展のディレクションを手がけるデザイナーの佐藤 卓さんは、どうして「虫」に注目したのでしょうか。そこには、私たちと自然の距離についての持論や、デザイナーという職能が科学に対してできることの考えがありました。
自然や科学を題材にした、こんな映画を楽しんではいかがでしょうか。推薦の6作品をご紹介します。Blu-ray(ブルーレイ)やDVDの高画質な映像や、気軽に楽しめる動画配信サービスの便利さ。映画館で過ごすのも格別な時間ですが、自宅でもますます映画を楽しめる時代になりました。
『捏造の科学者 STAP細胞事件』や『合成生物学の衝撃』の著書がある、毎日新聞 科学環境部の須田桃子記者。科学記者を志したきっかけ、報道や執筆で心がけていること、基礎科学への想いまでをうかがいました。
東京・天王洲で開催している「スター・ウォーズ アイデンティティーズ:ザ・エキシビジョン」の会場を、空想科学研究所 主任研究員の柳田理科雄さんと巡り、科学の視点から夢の世界を楽しむ方法を伝授してもらいます!
秋といえばキノコの季節。そしてキノコのなかでも、毎年世間を賑わせている毒キノコの面々。「うっかり手を出さないように気をつけましょう!」の意味も込めて、個性的な毒キノコたちをご紹介します。
1872年創刊という、長い歴史を持つサイエンス誌が米国にはある。『ポピュラー・サイエンス』、略して『PopSci(ポップサイ)』と呼ばれる雑誌だ。2016年に編集長に就任したジョー・ブラウン氏に、現在のPopSciの立ち位置を聞いた。
都立多摩図書館の企画展示「サイエンス・ブック・ラボ」(2019年9月11日から12月4日まで開催)では、文系や理系といった枠を越えて、自由に科学の世界に触れる喜びに満ちていました。内容の一部をご紹介します。
夏はすっきりしていた動物も冬になると、モフモフ・モコモコ。毛や羽、脂肪が増えた動物、体が真っ白になる動物が見られるのは冬だけ。春は待ち遠しいですが、冬だけの動物園の楽しみ方があるんですよ。
寒い冬は、朝起きるのも、休日の外出もおっくうになりがち。でも、ちょっと早起きしたり、いつもより遠出をしたりすると、冬にしか見られないきれいで不思議な自然現象に出あえるかもしれません。
コンパニオンバードとして人気のコザクラインコやボタンインコ。「ラブバード」と総称されるこのロマンチックな鳥たちの名前のヒミツと、世界の愛鳥家事情に迫ります。
【最終回】コーヒーとチョコレートの製造過程で、その後の風味や香りの決定に重要な役割を果たすのが、微生物がコーヒー豆やカカオ豆を発酵させるプロセスです。コーヒーマイスターの中川亮太さんが、チョコレート技師・珈琲焙煎師の蕪木祐介さんと語らった発酵の可能性。意外なアイデアも飛び出して必読です。
シカの角は、1年ごとに新しく生え変わるのをご存知でしたか。せっかく立派に成長した角なのに、毎年なぜ更新する必要があるのでしょうか? NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの動物』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
花屋に並ぶ色とりどりの切り花。どうしたら切り花を美しいまま、長く楽しむことができるのでしょうか? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
東日本大震災後、全国で編み物ボランティアが立ち上がったのは象徴的な現象でした。編み物は、編む人、受け取る人の心を癒やしますが、人だけでなく傷ついた野鳥も救います。このお話は、編み物をめぐる温かな物語であり、豊かな編み物趣味へのお誘いです。
丸々とした体型や愛くるしい表情で人気のアシカやアザラシの仲間。彼らの違いがわかると、水族館や動物園での観察ももっと楽しくなるはずです。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの動物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
インテリアとして人気のストームグラス。天気管、気象管とも呼ばれるとおり、天気を予想する道具としてイタリアで開発され、イギリスに紹介されたといわれています。見るほどに不思議で美しいストームグラスを作って、観察してみませんか。
春は植物がたねから目覚め始める季節です。最初に出てくる葉を「双葉」ということがありますが、どのたねからも2枚の葉が出てくるわけではないのです。NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
ひとつの大きなかたまりに見えるカマキリの卵からは、春になるとたくさんの幼虫が生まれてきます。今回はその不思議に迫ってみましょう。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの昆虫』(アマナイメージズ)からの掲載記事から再構成してお届けします。
うららかな春。冷たい雪もゆるみ、山々が白い衣を脱ぎはじめるころ、山肌に残った雪がさまざまな模様をつくり出します。
新型コロナウイルスで世界中が混乱するいま、あらためて動物に由来する感染症が注目されています。動物の病気にはどういったものがあり、人はどのように付き合ってきたのでしょうか? NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの動物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
暖かくなり、各地の動物園や牧場から動物の赤ちゃん誕生のニュースが届き始めました。小さく、かわいらしい赤ちゃんたちは写真を見るだけで和みますね。ところで一番早くおとなになる動物は何でしょう? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA せかいの動物』(アマナイメージズ)から再構成してお届けします。
生命の起源と進化を研究テーマに、さまざまな角度からウイルス研究に取り組む東海大学の中川 草先生にお話を聞きました。ウイルスは多くの動物にとって病原性がある一方、他の生物に感染して増殖するサイクルを回す “生命体” ととらえると、また違う世界が見えてきます。
身近な公園や家のまわりでも、アリの行列を見かけることがあります。いったいどこからやってきたのか、と思ったことはないでしょうか? その秘密には、アリの2つの能力が関わっているようです。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA せかいの昆虫』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
パンは人類とともに長い歴史を歩んできました。パンには、酵母という微生物の「発酵」というはたらきが欠かせません。しかし、人類は最初から今のようなふかふかのパンを食べていたわけでもないし、酵母の存在を知っていたわけでもありませんでした。今回は、パンと酵母が歩んできた長い歴史を少しだけご紹介します。
街路樹や公園の木々のいろいろな花が咲くシーズン。「花」といっても、その形や色は様々です。花びらのない花もあるって本当? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
イラストレーターの佐藤香苗さんによるアクティビティブック。データをご自身の端末にダウンロードできます。プリントしてからぜひご利用ください。
少しずつ暖かくなり、ツバメの姿を見かけるようになってきました。ツバメはいわゆる「渡り鳥」です。春になると日本にやってきて子育てをし、秋になると日本を離れます。ツバメは古くから人々の生活と深い関わりをもって生きてきました。身近な存在でありながら、知っているようで知らないことも多いツバメ。そんなツバメのこと、ちょっとご紹介します。
外出自粛で窮屈な毎日を過ごすなか、読書と犬に楽しみを見出す東北大学の渡辺政隆先生が綴る徒然記。自身の愛犬からダーウィンの犬エピソード、犬マンガから古代ギリシャの叙事詩、さらには遺伝子解析から進化論まで。
庭先からちょっとした植え込み、山の中まで、さまざまな場所で見かけるタンポポ。花も愛らしいですが、綿毛になった姿もキュートでメルヘンを感じますよね。さて、この綿毛、どこまで飛んでいくのでしょうか? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
緊急事態宣言が全国で解除された日本。一足早くロックダウンを解除したフランスからのレポートでは、識者による「30分一本勝負」というユニークなオンライン討論会を伝えてもらいます。
「森で過ごす」というと体に良いイメージはあるものの、登山やハイキングなどはハードルが高いかもしれません。「森林浴」ならば、ハードなアクティビティーは不要です。自然や郊外に注目が集まる今、専門家に話を伺いました。
夏の気配が見えはじめ気温が上がってくると、身近な水辺は昆虫たちで賑やかになってきます。今回はその中でも観察しやすいアメンボの秘密を、NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA せかいの昆虫』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
6月となり、今年も鮎が旬を迎える季節が巡ってきました。清流の女王とも呼ばれる鮎は、夏の風物詩の一つではないでしょうか。古くは『古事記』などにも登場し、日本とのつながりが大変深い魚でもあります。長い歴史を共に歩み、今なお人々を惹きつける魅力にあふれた鮎のことをご紹介します。
Hydroid(ハイドロイド)は「ミエナイモノヲ可視化する」をテーマに、目には見えない五感の世界を可視化して見せる技術と機器を備えたアマナデジタルイメージングのビジュアル制作チーム。代表の谷合孝志に、自然科学の分野でミクロの世界に精通したアマナの高野 丈が迫ります。
初夏の風物詩、ホタル。実は、成虫以外も光ることをご存知でしたか? 意外と知らないホタルの生態を、NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA せかいの昆虫』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
キリンに生えている角の数、実は2本ではありません。また長い首に隠された秘密とは? 日本におけるキリン研究の第一人者である郡司芽久さん(筑波大学システム情報系研究員)に伺いました
梅雨の時期に生き生きとしだすコケ。タンポポのような草花や、サクラ、マツなどの樹木とはちょっと様子が違うようです。コケは植物なのでしょうか? どんな暮らしをしているのでしょうか? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
憂鬱(ゆううつ)に感じることもある夏の雨。でも、雨の名前をつぶやくと、雨の見え方が変わるかもしれません。雨が多い日本には、情緒的で細やかな表現の雨の呼び名がたくさんあるのです。
七夕の飾りと言えばササ飾り。ですが、街中にはタケで作った飾りがあることも。とても似ていますが、そもそもササとタケ、いったい何が違うのでしょうか?
寒い地域に暮らす動物の可愛いイラストなどでは、セットで描かれることが多いシロクマとペンギン。実際に彼らは一緒の場所に住んでいるのでしょうか? 動物園や水族館では忘れてしまいがちな、動物の住む地域について考えてみましょう。
飛べない鳥、といったらどんな鳥を思い浮かべるでしょう。ペンギンやダチョウでしょうか。実は、日本にも飛べない鳥が暮らしているのを知っていますか。その名はヤンバルクイナ。沖縄県北部に広がる、やんばる(山原)の森だけに生きる固有種です。日本で唯一の不思議な飛べない鳥、ヤンバルクイナを紹介します。
セミの幼虫は地中で7年過ごし、成虫として生きられるのは1週間……などという話はよく聞かれますが、それは本当のことでしょうか? そして地面の下では幼虫はどのように過ごしているのでしょうか。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの昆虫』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
奄美大島の沖合の海底に、直径2 mほどの “ミステリーサークル” が出現することが以前からダイバーたちに知られていました。2011年の発見によって「アマミホシゾラフグ」によるものだということが判明します。このユニークなフグの生態に迫ります。
夏の夕立時。まぶしい稲光とともに、ものすごい音を立てて、空から大きな氷の粒が降ってくることがあります。気温の高い季節に、どうして冷たい氷が地表をおおう現象が起きるのでしょうか?
水族館で人気者のクラゲ。しかし、海で泳いでいて刺された経験のある方もいるのではないでしょうか。考えてみれば、クラゲはとても不思議な生きものです。魚ではないし、そもそもいったい何者なのでしょう? 毒のことも、そのライフサイクルも、知っているようで意外と知らないことがいっぱいです。
日本に生息していた二ホンカワウソに近い種類であるユーラシアカワウソを展示する「アクアマリンふくしま」。今年の5月に赤ちゃんが生まれたばかりの同館を訪問。生息環境を再現した展示スペースでは、本来の行動を引き出すことに成功していました。
科学史、サイエンスコミュニケーション、進化生物学を専門にする渡辺政隆先生が、生きものが生きるうえでの「知恵」と、それにまつわる「科学」の道すじを考察します。
七夕伝説で有名な天の川。しかし、7月7日は梅雨の季節で天気に恵まれず、天の川を見ることは簡単ではありません。その理由は、私たちの用いている「暦」が明治時代に変わったためです。そもそも、天の川とは何なのでしょう。なぜあのようなモヤモヤしたものが空に見えているのでしょうか。
残暑の厳しい季節、まだまだカブトムシやクワガタも元気に活動しています。カブトムシとクワガタが戦うと、勝つのはどっちか? 昆虫に興味のある人なら一度は浮かんだことのあるこの疑問。実際のところはどちらが強いのでしょうか? NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの昆虫』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
雷予報が多く出る季節です。危険な行動と安全な行動にはどんな違いがあるのでしょうか? また、雷が鳴り出したときに、安全な場所はどこなのでしょう。災害を引き起こすばかりとは言えない、雷が果たしている植物の生育のためにもたらす役割についても解説します。
日本科学未来館はスローガン「risk ≠ 0(リスクはゼロではない、だから)」を掲げて2020年6月、政府の緊急事態宣言解除後に再開館しました。新型コロナウイルスの影響下、どのような思いで開館にいたったのでしょうか。そして、感染症に対する「科学的な態度」とは。
いよいよスポーツの秋です。そこで、動物たちの運動・身体能力についてみてみましょう。今回はそれぞれ得意なことを伸ばし、生活をしている哺乳類たちが備えている驚きの能力についてご紹介します。
ひんやりと空気が澄んだ秋から初冬にかけては、自然の中をそぞろ歩きをしたくなる季節。静かな川べりなどを歩いていると、色も模様もさまざまな、ころころ転がる小石の存在が目にとまります。
10月28日は上野動物園の提唱する「パンダの日」。これは1972年10月28日に日本で最初のジャイアントパンダ「ランラン」と「カンカン」が来園したことから制定されたものです。今日はジャイアントパンダの秘密に迫ってみましょう。
秋も深まり、街路樹や公園の木々が色づいてきました。なぜ、秋になると葉が色づくのでしょうか? 赤や黄色などさまざまな色になるのは、なぜなのでしょうか? お散歩や通勤時に木々を眺めるのが、ちょっと楽しくなる情報をお届けします。
4世紀にわたる歴史を誇るフランスの国立自然史博物館で2021年6月まで開催されているのが「ピエール プレシューズ〈貴石〉」展です。私たちを魅了する貴石は、どのように誕生し、文化として定着したのでしょうか。美麗な写真の数々と、現地からのレポートでお届けします。
1970年代から80年代にかけて数々の作品がアニメ化され、一大ブームを巻き起こした漫画家、松本零士。氏を突き動かしてきたのは、宇宙へのまなざしとサイエンスへの想いでした。令和の時代に作品世界が新しい世代にも親しまれ、今なお多くのファンを持つレジェンドへのインタビューを、自然と科学を愛する皆さんにお届けします。
(全3回)長年にわたり、その想像力が読み継がれてきた名作『風の谷のナウシカ』を題材として、コロナ禍が訪れる前に収録した座談会。その対話には、今日の状況から未来を見通すための視座が示されていました。
(全3回)中編では、まず『風の谷のナウシカ』の創作論が展開します。はたして、宮崎 駿監督は作中のどの人物に自身を重ねているのでしょう? また、物語が進むにつれ、中心人物として描く層が変化していった理由とは?
(最終回)科学ファンタジーの名作『風の谷のナウシカ』は、現代に数々の問いを投げかけます。人間とは。自然とは。これからの私たちは、どう生きれば良いか。コロナ禍で立ち止まり、社会をリセットせざるを得なかった2020年を振り返りながら、じっくりお読みください。
フランス国立自然史博物館で2021年6月まで開催されている「ピエール プレシューズ〈貴石〉」展。同館のフランソワ・ファルジュ教授とヴァン クリーフ&アーペルのヘリテージ&エキシビション ディレクター、リーズ・マクドナルド氏のお二人にインタビューしました。貴石や工芸品など15万点の同館所蔵品から厳選された貴重な展示物が、ヴァン クリーフ&アーペルのヘリテージコレクションとコラボレーションし、貴石の価値を立体的に伝える構成です。