ライター、バリスタとして活躍をする久保田和子さんによる連載エッセイ。最終回のテーマはディスタンス(距離感)。コロナ禍の日常が続くなか、大切にしたい想いを綴ります。
秋も深まり、街路樹や公園の木々が色づいてきました。なぜ、秋になると葉が色づくのでしょうか? 赤や黄色などさまざまな色になるのは、なぜなのでしょうか? お散歩や通勤時に木々を眺めるのが、ちょっと楽しくなる情報をお届けします。
【後編】ANREALAGE代表、ファッションデザイナーの森永邦彦さんを迎えて、ALEの岡島礼奈さんとこれからの洋服づくりを通じて未来を考えます。
【前編】ALEの岡島礼奈さんの対談連載、第4回ゲストはファッションデザイナーの森永邦彦さん。自身が代表を務める「ANREALAGE」のアトリエにお邪魔しました。
ひんやりと空気が澄んだ秋から初冬にかけては、自然の中をそぞろ歩きをしたくなる季節。静かな川べりなどを歩いていると、色も模様もさまざまな、ころころ転がる小石の存在が目にとまります。
日本科学未来館はスローガン「risk ≠ 0(リスクはゼロではない、だから)」を掲げて2020年6月、政府の緊急事態宣言解除後に再開館しました。新型コロナウイルスの影響下、どのような思いで開館にいたったのでしょうか。そして、感染症に対する「科学的な態度」とは。
雷予報が多く出る季節です。危険な行動と安全な行動にはどんな違いがあるのでしょうか? また、雷が鳴り出したときに、安全な場所はどこなのでしょう。災害を引き起こすばかりとは言えない、雷が果たしている植物の生育のためにもたらす役割についても解説します。
【科学のフォークロア③】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、民俗学の視点から先端科学や自然現象を読み解く連載。第3回は朝顔の「品種改良」について。朝顔は、実は秋の季語。過去を振り返ると、苦境の時代と呼応するように朝顔のブームが到来しています。このことは、今を生きるヒントになるかもしれません。
ライター、バリスタとして活躍をしている、久保田和子さんによる連載エッセイ。第7回のテーマはフードロス。SDGsにも掲げられ、以前から取り組まれていましたが、コロナ禍にあって特殊な事情も生まれたようです。
憂鬱(ゆううつ)に感じることもある夏の雨。でも、雨の名前をつぶやくと、雨の見え方が変わるかもしれません。雨が多い日本には、情緒的で細やかな表現の雨の呼び名がたくさんあるのです。
【科学のフォークロア②】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、民俗学の視点から先端科学や自然現象を読み解く連載。第2回のテーマは、「顔認証」について。いまや身近なものとなった顔認証システムに対し、かつての日本では「影」によって「他者」を認識していたというのです。
【6月・水無月】梅雨時のみずみずしい緑に包まれ、ケイワタバコの花が咲く湖畔を、空想旅行。鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
「森で過ごす」というと体に良いイメージはあるものの、登山やハイキングなどはハードルが高いかもしれません。「森林浴」ならば、ハードなアクティビティーは不要です。自然や郊外に注目が集まる今、専門家に話を伺いました。
緊急事態宣言が全国で解除された日本。一足早くロックダウンを解除したフランスからのレポートでは、識者による「30分一本勝負」というユニークなオンライン討論会を伝えてもらいます。
ライター、バリスタとして活躍をしている、久保田和子さんによる連載エッセイ。第6回のテーマは読書。100年近く前に書かれた寺田寅彦のエッセイをアイスコーヒー片手に電子書籍でめくりつつ、これからの新しい暮らし方にも思いをはせます。
【5月・皐月】草木の芽吹きがまぶしい5月。新緑の鎌倉で見られる花や生きものたちを自宅で楽しめるよう、鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんによるバーチャルツアー(空想旅行)でご案内します。
外出自粛で窮屈な毎日を過ごすなか、読書と犬に楽しみを見出す東北大学の渡辺政隆先生が綴る徒然記。自身の愛犬からダーウィンの犬エピソード、犬マンガから古代ギリシャの叙事詩、さらには遺伝子解析から進化論まで。
イラストレーターの佐藤香苗さんによるアクティビティブック。データをご自身の端末にダウンロードできます。プリントしてからぜひご利用ください。
パンは人類とともに長い歴史を歩んできました。パンには、酵母という微生物の「発酵」というはたらきが欠かせません。しかし、人類は最初から今のようなふかふかのパンを食べていたわけでもないし、酵母の存在を知っていたわけでもありませんでした。今回は、パンと酵母が歩んできた長い歴史を少しだけご紹介します。
生命の起源と進化を研究テーマに、さまざまな角度からウイルス研究に取り組む東海大学の中川 草先生にお話を聞きました。ウイルスは多くの動物にとって病原性がある一方、他の生物に感染して増殖するサイクルを回す “生命体” ととらえると、また違う世界が見えてきます。
【科学のフォークロア①】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、民俗学の視点から先端科学や自然現象を読み解く連載。今回は、人々の生き方やこの世界の行く末までも左右するであろう「コロナ禍」を受けての、日本人と疫病についてです。
食研究家の水野仁輔さんが、自然・科学の各分野で「好き」を追い続ける人々を訪ねるインタビュー連載の番外編です。家で過ごす間に向き合った「時間」の考え方と、身近な「実験」の精神からは、私たちも大きなヒントをもらえそうな気がします。
10代に競泳選手として世界を転戦したあと、現在はライター、バリスタとして活躍をしている、久保田和子さんによる連載エッセイです。第5回は特別編。勤務するカフェも営業自粛中、家での時間をどのように過ごすのでしょう。コーヒーの淹れ方のコツとともにお楽しみください。
うららかな春。冷たい雪もゆるみ、山々が白い衣を脱ぎはじめるころ、山肌に残った雪がさまざまな模様をつくり出します。
【4月・卯月】鎌倉がサクラの花で包まれる4月初め。夫婦池公園ではヤマザクラが。4月末ごろにはツツジ咲く仏行寺に向かう、のどかな里の道がおすすめです。鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
インテリアとして人気のストームグラス。天気管、気象管とも呼ばれるとおり、天気を予想する道具としてイタリアで開発され、イギリスに紹介されたといわれています。見るほどに不思議で美しいストームグラスを作って、観察してみませんか。
東日本大震災後、全国で編み物ボランティアが立ち上がったのは象徴的な現象でした。編み物は、編む人、受け取る人の心を癒やしますが、人だけでなく傷ついた野鳥も救います。このお話は、編み物をめぐる温かな物語であり、豊かな編み物趣味へのお誘いです。
花屋に並ぶ色とりどりの切り花。どうしたら切り花を美しいまま、長く楽しむことができるのでしょうか? NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA にほんの植物』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
10代を競泳選手として過ごし、現在はライターとバリスタとして活躍する久保田和子さんの連載エッセイ。第4回のテーマは、「エネルギー」と「水」の問題。「宇宙空間でコーヒーを淹れたい」という夢を真剣に考えた結果として、突き当たった壁とその解決策とは。
【新連載】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、民俗学の視点から先端科学や自然現象を読み解く新連載。民俗学というと「古いもの」というイメージ。でも、古いものは古いままではなく、かたちを変えながら現代へと続いているのです。そんな、現代のさまざまな中に息づく「今のカタチ」の民俗学を見つけ、考察していきます。
【3月・弥生】春の鎌倉の海を歩いてみませんか。江ノ電の途中下車を楽しみながら、シラスやワカメなどの海の幸、サクラガイや浜辺のお花などにも目を向ける、のんびり浜辺散策コースを鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
【最終回】コーヒーとチョコレートの製造過程で、その後の風味や香りの決定に重要な役割を果たすのが、微生物がコーヒー豆やカカオ豆を発酵させるプロセスです。コーヒーマイスターの中川亮太さんが、チョコレート技師・珈琲焙煎師の蕪木祐介さんと語らった発酵の可能性。意外なアイデアも飛び出して必読です。
【2月・如月】冷たい空気の中にも、凛と咲くウメに春の兆しを感じる2月のさんぽ道。鎌倉駅を起点とし、寿福寺や英勝寺、鶴岡八幡宮、宝戒寺などをめぐる、歩きやすいコースです。鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
10代を競泳選手として過ごし、現在はライターとバリスタとして活躍する久保田和子さんの連載エッセイ。第3回のテーマは、コーヒーと「健康」。人生100年時代と言われるようになった今、どんな状態が本当に「健康である」と言えるのでしょうか。
【1月・睦月】きりりとした空気の1月。新春の風情を味わいに、鎌倉さんぽへ出かけませんか? お正月の賑わいが少し引いたころ、ウメや冬ぼたんをたずねる静かな散策コースを、鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの村田江里子さんがご案内します。
食研究家の水野仁輔さんが、自然・科学の各分野で「好き」を追い続ける人々を訪ねるインタビュー連載。第4回ゲストは、土の研究者・藤井一至さん。スコップを手に “100億人を養える土壌” を求めて世界を飛び回る研究者との対談です。
10代を競泳選手として過ごし、現在はライターとバリスタとして活躍する久保田和子さんの連載エッセイ。第2回のテーマは、コーヒーの「酸味」です。カウンターで交わされる、 “酸っぱさ” をめぐる会話とともにお届けします。
【12月・師走】鎌倉宮から瑞泉寺へ。路地を抜けて鎌倉の奥座敷を歩いてみませんか? 心にしみるような静かで情緒あふれる紅葉や、しみじみと味わい深く色づく谷戸の草木に出会うのもいいものです。鎌倉フラワー&ネイチャーガイド、村田江里子さんがご案内します。
【新連載:11月・霜月】深まる秋、リンドウやホトトギスの花、色づき始めた紅葉を訪ねて鎌倉を歩いてみませんか? 北鎌倉から社寺をめぐり、亀谷坂切通を経て鎌倉へ向かうコースをご案内します。お寺さまですので、まずお賽銭をあげてお参りをしましょう。
【新連載】10代を競泳選手として過ごし、現在はライターとバリスタ、そしてインスタグラマーとしても活躍する久保田和子さん。バリスタの目線から、徒然なるままに日々の出来事や世の中について綴ります。
1,000点以上におよぶ「窓からの風景」を4Kの高精細動画で再生。今いる部屋を瞬時にカタルーニャやニュージーランド変える、窓型スマートディスプレイが私たちのライフスタイルを変えていくかもしれない。
持続可能な開発目標、SDGs。そのゴール12「つくる責任つかう責任」には、こんなターゲットがあります。「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる」。この目標を達成するために必要な考え方を、「サルベージ・パーティ®」や「フードロスの学校」といった活動を手がける平井 巧さんに、東京農業大学で伺いました。
人類が火の利用を始めたころからの付き合いとも言われる、炭。水や空気をきれいにするなどの効果は広く知られていますが、科学的な文脈で語られることは多くありませんでした。そんな炭に注目し、住宅の“調湿”を目的とした木炭「炭八」を開発したのが、出雲カーボン株式会社の石飛裕司代表。炭の持つ力と開発秘話を伺いました。
ジュエリーブランド「HASUNA」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅を綴ります。パキスタン編の最終回。あらためて「人が宝石を身につけることの意味」を、大きな自然と悠久の時に触れて考えました。
食研究家の水野仁輔さんが、自然・科学の各分野で「好き」を追い続ける人々を訪ねるインタビュー連載。第3回のゲストは沼口麻子さん。他に類を見ない “シャークジャーナリスト” という職種から、水野さんはどんなことを考えたのでしょうか。
ジュエリーブランド「HASUNA」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅を綴ります。研磨工場をあとにして、鉱山へ。身近なジュエリーは、どんな環境から産出されているのでしょうか。
フランスのシェフ、ティエリー・マルクスは物理化学者との協働でも知られる。どうして料理に科学的な視点が不可欠なのか。また、食の分野におけるサイエンスの将来的な役割とは。発酵にまつわる日本の食文化への関心や、食料問題の解決に向けた実践について、独占インタビューで明かします。
中川亮太さんと蕪木祐介さんによるカフェトーク、第4回。発酵プロセスを工夫した"ハニーコーヒー"とは、いったいどのように生まれるのでしょうか?
ジュエリーブランド「HASUNA」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅の途上でよぎった想い。今回はパキスタン辺境の村にある研磨工場での出会いを振り返ります。
中川亮太さんと蕪木祐介さんによるカフェトーク、第3回。いよいよ実際にカカオを発酵させる場面に迫ります。
中川亮太さんと蕪木祐介さんによるカフェトーク、第2回。そもそもコーヒー豆やカカオ豆のどの部分を発酵させるのか、という話題です。
藍染めの魅力と発酵の基本をうかがう最終回。藍から生まれる多様な色や文化、世界の染め事情など、藍染めと発酵から生まれる可能性をお聞きしました。
藍染めと発酵についてうかがう全3回の中編。藍染め作業を目の当たりにすると、途中経過の色の変わりようや、美しい所作の手さばきから目が離せませんでした。
風味や香りの決定に重要な役割を果たすのが、コーヒー豆やカカオ豆を発酵させるプロセス。コーヒーとチョコレートにまつわるカフェトークをお楽しみください(全5回)
藍染めでは、藍の葉を発酵させ、さらに瓶で発酵させることで、深い青が生まれます。農学と工学を研究した学術博士でもある山崎氏に、藍染めの魅力と発酵の基本をうかがいました。
水野仁輔さんが、自然・科学の各分野で「好き」を追い続ける人々を訪ねる連載。第2回ゲストは、徳井直生さん。「AIと人が手を携えると、どのような創造性が発揮できるか?」という研究テーマは、カレーの探求にも大きな影響を与えそうです。
ジュエリーブランド「HASUNA(ハスナ)」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅の途上でよぎった想いを綴ります。いよいよ"桃源郷"と謳われるフンザ渓谷へ足を踏み入れます。
食研究家の水野仁輔さんが、自然・科学の各分野で「好き」を追い続ける人々を訪ね、一つ一つの知恵を調合。「カレーって、何だろう?」という長年の疑問の答えを探すインタビュー連載です。第1回のゲストは西畠清順さん。植物によって世界を変えてきたプラントハンターという職種から、水野さんが得た気づきとは?
ジュエリーブランド「HASUNA(ハスナ)」代表の白木夏子さんが、鉱物や宝石をめぐる旅の途上でよぎった想いを綴ります。前回に引き続きフンザ渓谷への道のりから。そこで出会った人々の面影を振り返ります。
じつは日本には十五夜以外にも「十三夜(じゅうさんや」と呼ぶお月見があります。
かつては自然科学者の道を志したこともあるという、ジュエリーブランド「HASUNA(ハスナ)」代表の白木夏子さん。鉱物や宝石をめぐる旅の途上でよぎった想いを綴ります。まずは、クォーツ(石英)を求めてパキスタン・フンザ渓谷を目指した道のりから。