フランス国立自然史博物館で2021年6月まで開催されている「ピエール プレシューズ〈貴石〉」展。同館のフランソワ・ファルジュ教授とヴァン クリーフ&アーペルのヘリテージ&エキシビション ディレクター、リーズ・マクドナルド氏のお二人にインタビューしました。貴石や工芸品など15万点の同館所蔵品から厳選された貴重な展示物が、ヴァン クリーフ&アーペルのヘリテージコレクションとコラボレーションし、貴石の価値を立体的に伝える構成です。
4世紀にわたる歴史を誇るフランスの国立自然史博物館で2021年6月まで開催されているのが「ピエール プレシューズ〈貴石〉」展です。私たちを魅了する貴石は、どのように誕生し、文化として定着したのでしょうか。美麗な写真の数々と、現地からのレポートでお届けします。
ひんやりと空気が澄んだ秋から初冬にかけては、自然の中をそぞろ歩きをしたくなる季節。静かな川べりなどを歩いていると、色も模様もさまざまな、ころころ転がる小石の存在が目にとまります。
奄美大島の沖合の海底に、直径2 mほどの “ミステリーサークル” が出現することが以前からダイバーたちに知られていました。2011年の発見によって「アマミホシゾラフグ」によるものだということが判明します。このユニークなフグの生態に迫ります。
Hydroid(ハイドロイド)は「ミエナイモノヲ可視化する」をテーマに、目には見えない五感の世界を可視化して見せる技術と機器を備えたアマナデジタルイメージングのビジュアル制作チーム。代表の谷合孝志に、自然科学の分野でミクロの世界に精通したアマナの高野 丈が迫ります。
イラストレーターの佐藤香苗さんによるアクティビティブック。データをご自身の端末にダウンロードできます。プリントしてからぜひご利用ください。
インテリアとして人気のストームグラス。天気管、気象管とも呼ばれるとおり、天気を予想する道具としてイタリアで開発され、イギリスに紹介されたといわれています。見るほどに不思議で美しいストームグラスを作って、観察してみませんか。
ダッソー・システムズは、フランスの複合企業体グループ・ダッソーに属するソフトウェア企業。2019年のミラノサローネで同社が企画した「実験の時代におけるデザイン」は注目を集めた。キーパーソン3名へのインタビューで内容を振り返り、デジタルテクノロジーをめぐる2020年代への指針にしたい。
1,000点以上におよぶ「窓からの風景」を4Kの高精細動画で再生。今いる部屋を瞬時にカタルーニャやニュージーランド変える、窓型スマートディスプレイが私たちのライフスタイルを変えていくかもしれない。
養老孟司さんを企画監修に迎え、21_21 DESIGN SIGHT(東京・六本木)で開催中の「虫展 −デザインのお手本−」。同展のディレクションを手がけるデザイナーの佐藤 卓さんは、どうして「虫」に注目したのでしょうか。そこには、私たちと自然の距離についての持論や、デザイナーという職能が科学に対してできることの考えがありました。
生物や環境、自然科学の分野にまつわる企画や編集を得意としているのが、私たちアマナ NATURE & SCIENCE Div.です。最近手がけた仕事から、とっておきの話題を紹介。今回の話題は「昆虫」。私たちが編集を担当した本もご紹介します。
世相をいち早く反映するデザイントレンド。時によって、半歩先の未来のライフスタイルをも描き出す。「光」を生み出す透明素材の造形について、社会動向や時代の空気に敏感なデザイナーたちが集結するミラノサローネ国際家具見本市で追った。
自然物やサイエンスの知見に着想を得たデザインが増えている背景とは? フランス在住のジャーナリストによる、国際デザインビエンナーレのフォトレポートです。
大気汚染の解決策で注目を集めたオランダのダーン・ローズガールデは今、宇宙空間を漂うおびただしい数の人工廃棄物に関心を向けている。研究者ではない畑違いのクリエイターがESA(欧州宇宙機関)やNASA(アメリカ航空宇宙局)とも連携してどんなアプローチを構想しているのか。専門分野の外から宇宙へ向ける彼のまなざしを知るために独自インタビューを行った。