【新連載】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、民俗学の視点から先端科学や自然現象を読み解く新連載。民俗学というと「古いもの」というイメージ。でも、古いものは古いままではなく、かたちを変えながら現代へと続いているのです。そんな、現代のさまざまな中に息づく「今のカタチ」の民俗学を見つけ、考察していきます。
【科学のフォークロア①】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、民俗学の視点から先端科学や自然現象を読み解く連載。今回は、人々の生き方やこの世界の行く末までも左右するであろう「コロナ禍」を受けての、日本人と疫病についてです。
【科学のフォークロア②】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、民俗学の視点から先端科学や自然現象を読み解く連載。第2回のテーマは、「顔認証」について。いまや身近なものとなった顔認証システムに対し、かつての日本では「影」によって「他者」を認識していたというのです。
【科学のフォークロア③】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、民俗学の視点から先端科学や自然現象を読み解く連載。第3回は朝顔の「品種改良」について。朝顔は、実は秋の季語。過去を振り返ると、苦境の時代と呼応するように朝顔のブームが到来しています。このことは、今を生きるヒントになるかもしれません。
【科学のフォークロア④】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、先端科学や自然現象を読み解く連載。今回は「獣害」。なかでもクマの被害は人の命にかかわる重大なものです。お互いのあいだの「境界」を理解するためにはどうしたらよいのか。過去の書物、人の行い、テクノロジーの可能性などから読み解きます。
【科学のフォークロア⑤】民俗学者で作家の畑中章宏さんが、先端科学や自然現象を読み解く連載。今回は「鬼」。社会現象と言えるまでに存在となった作品『鬼滅の刃』。この根源となる「鬼」の正体を紐解きながら、社会の移ろいと鬼の姿との関係、さらには未来の「鬼」像を探って行きます。