コロナ禍において注目を集めているのが、非接触・非対面サービス。ANAホールディングス発のスタートアップ企業、アバターインを訪問して、自分の分身キャラクター「アバター」となるロボットについて聞きました。
【後編】ANREALAGE代表、ファッションデザイナーの森永邦彦さんを迎えて、ALEの岡島礼奈さんとこれからの洋服づくりを通じて未来を考えます。
【前編】ALEの岡島礼奈さんの対談連載、第4回ゲストはファッションデザイナーの森永邦彦さん。自身が代表を務める「ANREALAGE」のアトリエにお邪魔しました。
【後編】佐宗邦威さんと高梨直紘さんを迎え、ALEの岡島礼奈さんが天文学の存在意義を考えた前編に引き続き、人間の知的探究心について哲学的に考えます。
【前編】共創型戦略デザインファーム代表の佐宗邦威さん、東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任准教授の高梨直紘さんを迎え、ALEの岡島礼奈さんと未来の青写真を語り合います。
Hydroid(ハイドロイド)は「ミエナイモノヲ可視化する」をテーマに、目には見えない五感の世界を可視化して見せる技術と機器を備えたアマナデジタルイメージングのビジュアル制作チーム。代表の谷合孝志に、自然科学の分野でミクロの世界に精通したアマナの高野 丈が迫ります。
【後編】2021年2月18日、火星のジェゼロ・クレーターへ着陸が予定されるNASAの「マーズ2020ローバー」の開発に携わる小野雅裕さん。ALE代表の岡島礼奈さんとの対談です。
【前編】NASA JPLで火星探査ローバーの開発に携わる小野雅裕さんと、ALE代表 岡島礼奈さんの対談。各分野の識者をゲストに迎えて、未来の青写真を描く連載の第2回です。
スマートフォンのカメラで読み取れば、ウェブサイトのアドレスの読み出しや支払の決済などが簡単にできるQRコード。そのすごさは、地域、業種、用途の違いを問わず、たった一つの技術コンセプトを変えず広く使われている点です。生活や仕事を支えるこの技術がどのように生まれ、広がったのか。
歯に当てると、まるで頭の中にだけ音楽が流れるような魔法のような歯ブラシ。京セラのセラミック技術とライオンのデンタルケアのノウハウがコラボし、ソニーのスタートアップ支援プラットフォームを利用して開発が行われたのも興味深いところ。京セラが2019年7月19日に開設した「みなとみらいリサーチセンター」を訪ね、話を伺いました。
これまでは近縁の植物同士でないと不可能とされてきた「接木」。名古屋大学発のベンチャー、グランドグリーンが異科間植物で接木を可能にする新技術の実用化に乗り出しています。その詳細と農業の未来について伺いました。
ダッソー・システムズは、フランスの複合企業体グループ・ダッソーに属するソフトウェア企業。2019年のミラノサローネで同社が企画した「実験の時代におけるデザイン」は注目を集めた。キーパーソン3名へのインタビューで内容を振り返り、デジタルテクノロジーをめぐる2020年代への指針にしたい。
ネスレ日本がオープンした「睡眠カフェ」では来店客にまずコーヒーを提供し、睡眠をとらせる。なぜ「眠る前にコーヒー」なのか? コーヒーと睡眠の知られざる関係に迫った。
未曽有の災害が続く日本。新しい防災教育として開発されたのが、シヤチハタの「防災・減災スタンプラリー」です。実際の災害が起こる前にトレーニングしておくことで、適切な対応を取ることができます。従来の防災訓練の課題は受け身になりがちなところでしたが、それを解決するアイデアです。
1872年創刊という、長い歴史を持つサイエンス誌が米国にはある。『ポピュラー・サイエンス』、略して『PopSci(ポップサイ)』と呼ばれる雑誌だ。2016年に編集長に就任したジョー・ブラウン氏に、現在のPopSciの立ち位置を聞いた。
1,000点以上におよぶ「窓からの風景」を4Kの高精細動画で再生。今いる部屋を瞬時にカタルーニャやニュージーランド変える、窓型スマートディスプレイが私たちのライフスタイルを変えていくかもしれない。
『捏造の科学者 STAP細胞事件』や『合成生物学の衝撃』の著書がある、毎日新聞 科学環境部の須田桃子記者。科学記者を志したきっかけ、報道や執筆で心がけていること、基礎科学への想いまでをうかがいました。
ケータイが圏外の山中でも自分の位置がわかる山用地図アプリ「YAMAP」。140万DLと国内シェアNo.1を誇り、最近は「登山ほけん」「みまもり機能」などサービスを広げる同アプリの“設計思想”とは? 創業者の春山慶彦氏に聞いた。
古来から、日本人の食生活に欠かせない納豆。でも、大豆を納豆に変えるために必要となる「納豆菌」について、私たちはどれくらい知っているでしょうか。そもそも納豆菌とは、どんな菌? 謎がいっぱいの納豆菌について探るべく、「おかめ納豆」で知られる納豆メーカー、タカノフーズ株式会社の研究所(茨城県小美玉市)を訪ねました。
人類が火の利用を始めたころからの付き合いとも言われる、炭。水や空気をきれいにするなどの効果は広く知られていますが、科学的な文脈で語られることは多くありませんでした。そんな炭に注目し、住宅の“調湿”を目的とした木炭「炭八」を開発したのが、出雲カーボン株式会社の石飛裕司代表。炭の持つ力と開発秘話を伺いました。
日本を代表する名だたる橋を手がけてきた、橋梁メーカーのエム・エム ブリッジ。近年、橋をつくるこの会社の技術が、ユニークなサンゴ増殖の研究につながって注目を集めています。橋をつくる会社が、どのようにしてサンゴを救う技術を生み出したのでしょうか。
人類学を広義な観点から考察し、フランス国立科学研究センターが研究を続けるパリ人類博物館。今年、ロレアルグループの協賛で開催された「私の皮膚の中(Dans ma peau)」展は、生物学的に皮膚を分析して紹介するだけでなく、最先端の研究を伝える試みだった。展示に携わった3人の研究者に聞いた。
アスパラガスの生産者は、農作業全体の約6割の時間を収穫に奪われます。この手間をゼロにするinahoの自動野菜収穫ロボットとは? 「人の代わりにロボットが収穫を担うことで、農業の課題を解決できる」と菱木 豊さんは語ります。
2019年で創刊50周年を迎えた、福音館書店の月刊科学絵本シリーズ「かがくのとも」。5〜6歳児を主な対象に「科学の純粋な楽しさ」を伝えてきた歩みを、編集長の川鍋雅則さんにうかがいます。同誌初となる科学展「あけてみよう かがくのとびら」展(2019年9月8日まで開催)にもお邪魔しました。
2015年、国連本部で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。地球環境や人類社会が迎える危機から脱するため、産業や社会のあり方を変えようという内容のさわりを、わかりやすくビジュアルの力でSDGsの啓蒙に取り組む水野雅弘さんに聞きました。
元サッカー日本代表の鈴木啓太さんは現役引退後、腸内環境の解析結果を事業につなげるベンチャー企業「AuB」を起こしました。これまでの研究で分かったこと、今後の事業展開についてじっくり伺います。
【後編】ALE代表の岡島礼奈さんによる、ソニーCSLで協生農法を研究する舩橋真俊さんへのインタビュー。テーマは引き続き火星への移住、思考実験としての惑星改造(テラフォーミング)です。壊れゆく地球を救うための農業が、惑星移住にどう役立つのでしょうか。
【前編】「人工流れ星」プロジェクトの実現を目指すALE代表の岡島礼奈さんが、各分野の識者に尋ねて未来の青写真を描くシリーズ。第1回はソニーコンピュータサイエンス研究所で協生農法を研究する舩橋真俊さんのもとへ。
数十機の超小型衛星で世界のすべてを毎日撮影する、新時代のインフラ構築に乗り出したアクセルスペースに、日本発の「衛星コンステレーション」の実現で世界はどう変わるのかを伺いました。
創業から120年以上を誇る東洋インキグループで、インキの基本原理から環境対応技術を活かした最新の展開までを伺いました。
イラン出身のアメリカ人起業家として成功を収めたアニューシャ・アンサリさんは、2006年に民間人女性として初めて宇宙を旅したことで知られます。一方で自身の名を冠した宇宙開発への賞金レース「アンサリXプライズ」を皮切りに、数々の宇宙ビジネスを支える役割を果たしています。火星移住計画への意見、新たなテクノロジーと向き合う姿勢など、彼女が夢見る「私たちと宇宙の関係」についてロングインタビューに成功しました。
気象情報をスポーツの成績向上に役立てることを目指す民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」では、これまでオリンピックやパラリンピックなど数々のスポーツ大会の舞台裏で活躍してきた(前編)。予測や観測をさらに高度化して、2020年以降のスポーツ界を見すえた取り組みとは。同社スポーツ気象チームの浅田 佳津雄チームリーダーに聞きました。
前編では、光学ガラス・メーカー「オハラ」の南川弘行さんに、温度変化によって伸縮しない特殊なガラス「クリアセラム-Z」の開発の経緯と、南川さんの関わりや苦労について話を伺った。 引き続き、後編では南川さんにそもそもゼロ膨張ガラスとはどうやって造るものなのか、そのガラスがTMTに採用されることになった経緯、そのために必要となった大型化への挑戦、そしてガラスの魅力とおもしろさ、宇宙への想いについて伺う。
2027年以降の完成を予定する、超大型の光学赤外線望遠鏡「TMT」。観測が始まれば、ノーベル賞級の発見がもたらされると期待されている。その巨大な主鏡に使われるのは、温度変化によって伸縮しない特殊なガラス。開発したのは、日本を代表する光学ガラス・メーカーの「オハラ」。いったい、どんな技術で理想のガラスが実現したのか。開発を手がけた同社の南川 弘行さんに話を伺った。
これまでサイエンスがスポーツに関わる場合、パフォーマンスを向上させる効果的なトレーニングやメンテナンス法をレクチャーする、あるいはウェアや器具の性能を上げる研究開発に携わるといったケースが多かった。 民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」は、天候の予測や観測をスポーツに役立てるという。いったいどんなアプローチなんだろう? 同社スポーツ気象チームの浅田 佳津雄チームリーダーに聞きました。