目薬やスキンケア製品などで知られるロート製薬。同社が再生医療に取り組んでいることをご存知でしょうか。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による重症肺炎を対象とした治験も開始している同社は、なぜ再生医療事業に取り組むに至ったのでしょうか。
初夏の風物詩、ホタル。実は、成虫以外も光ることをご存知でしたか? 意外と知らないホタルの生態を、NATURE & SCIENCE が手がける『PETiT PEDiA せかいの昆虫』(アマナイメージズ)の掲載記事から再構成してお届けします。
スマートフォンのカメラで読み取れば、ウェブサイトのアドレスの読み出しや支払の決済などが簡単にできるQRコード。そのすごさは、地域、業種、用途の違いを問わず、たった一つの技術コンセプトを変えず広く使われている点です。生活や仕事を支えるこの技術がどのように生まれ、広がったのか。
ケータイが圏外の山中でも自分の位置がわかる山用地図アプリ「YAMAP」。140万DLと国内シェアNo.1を誇り、最近は「登山ほけん」「みまもり機能」などサービスを広げる同アプリの“設計思想”とは? 創業者の春山慶彦氏に聞いた。
日本を代表する名だたる橋を手がけてきた、橋梁メーカーのエム・エム ブリッジ。近年、橋をつくるこの会社の技術が、ユニークなサンゴ増殖の研究につながって注目を集めています。橋をつくる会社が、どのようにしてサンゴを救う技術を生み出したのでしょうか。
人類学を広義な観点から考察し、フランス国立科学研究センターが研究を続けるパリ人類博物館。今年、ロレアルグループの協賛で開催された「私の皮膚の中(Dans ma peau)」展は、生物学的に皮膚を分析して紹介するだけでなく、最先端の研究を伝える試みだった。展示に携わった3人の研究者に聞いた。
大気汚染の解決策で注目を集めたオランダのダーン・ローズガールデは今、宇宙空間を漂うおびただしい数の人工廃棄物に関心を向けている。研究者ではない畑違いのクリエイターがESA(欧州宇宙機関)やNASA(アメリカ航空宇宙局)とも連携してどんなアプローチを構想しているのか。専門分野の外から宇宙へ向ける彼のまなざしを知るために独自インタビューを行った。