かつては自然科学者の道を志したこともあるという、ジュエリーブランド「HASUNA(ハスナ)」代表の白木夏子さん。鉱物や宝石をめぐる旅の途上でよぎった想いを綴ります。まずは、クォーツ(石英)を求めてパキスタン・フンザ渓谷を目指した道のりから。
2027年以降の完成を予定する、超大型の光学赤外線望遠鏡「TMT」。観測が始まれば、ノーベル賞級の発見がもたらされると期待されている。その巨大な主鏡に使われるのは、温度変化によって伸縮しない特殊なガラス。開発したのは、日本を代表する光学ガラス・メーカーの「オハラ」。いったい、どんな技術で理想のガラスが実現したのか。開発を手がけた同社の南川 弘行さんに話を伺った。
「夏の音」といえば、どんな音をイメージしますか? 波の音。雷や夕立ちの音。高原で聞こえるカッコウの声。花火の音。夏ならではの音がいろいろありますが、主役はなんといってもセミです。真夏の蝉時雨が、夏らしさを演出します。
これまでサイエンスがスポーツに関わる場合、パフォーマンスを向上させる効果的なトレーニングやメンテナンス法をレクチャーする、あるいはウェアや器具の性能を上げる研究開発に携わるといったケースが多かった。 民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」は、天候の予測や観測をスポーツに役立てるという。いったいどんなアプローチなんだろう? 同社スポーツ気象チームの浅田 佳津雄チームリーダーに聞きました。
虫が鳴く理由、それは「なわばりの宣言」「メスを誘う」「オス同士のけんか」など。NATURE & SCIENCEが手がける『PETiT PEDiA にほんの昆虫』(アマナイメージズ)からの転載記事です。
今年度から長野県の御代田(みよた)町で始まった「浅間国際フォトフェスティバル」では数々のイベントが開催されている。8月中旬、自然写真家・環境カウンセラーの牛山 俊男さんを講師に迎え、天体写真のスライドドショーのほか、星空の見方と撮り方を教えるワークショップが開かれた。講師の牛山さん自身によるフォトレポートをお届けします。